空冷オイルクーラーのレイアウトの重要性
空冷オイルクーラーは、効率を考えれば冷却風がよく当たる場所にレイアウトしたいものです。となると必然的にバンパー開口部に取付ける場合が多くなるのですが、その後ろにはラジエーターが控えています。
下記のグラフのように、外気温20℃の走行風が、オイルクーラーを通過した後には80℃前後まで上がってしまいます。このまま通過後の風をラジエーターに当ててしまえば、本来より60℃も高い温度で冷却することになり水温が上がってしまう恐れがあります。
空冷オイルクーラーは水温への影響を考慮した上で、慎重にレイアウトを検討しなければなりません。